あははウフフなキャンパスライフを送りたかったから共学に行きたかった
タイトルどおり、不純な動機。
まぁ、北海道の四年生女子大なんてひとつしかないんだが、
私はそこに入学した。
かつては「お嬢様大学」と呼ばれており、
「糸」など数々の名曲を生み出している某有名アーティストさんの出身大学でもある。
また、男性学生が多い北海道大学の隣にあるということもあり、北大生とよく結婚すると言われていたた。むしろ北大生を狙って入学するとまで言われていた。(これは不服)
私は、本当は東京の大学に行きたかったのだが、単純に勉強が大嫌いで全然勉強をしていなく、わざわざ東京に出てまで行くような大学を受ける学力に到達していかなったというのが本件の重要事項であり私の失われた青春キャンパスライフの元凶。そう、自分が元凶。分かってる。
当時『ハチミツとクローバー』や『もやしもん』や『げんしけん』が流行っていて(『げんしけん』に関しては流行っていたのは自分の周りだけかもしれない)、私も「芸大とか農大とか筑波とか行きたい!楽しく愉快で、たまにラブロマンスも起こるキャンパスライフを送りたい!!」なんて夢みたいなことをほざいていた時期があった。それに対して何の努力もしていないにも関わらず。
よく「勉強んなんて大人になって何の役に立つの!?」と聞く子どもがいるし、自分も同じような幼少期だった気がするが、勉強はその後の問題解決能力とかに大きく関わってくると痛感したので、やはり必要なんだと大人になってから感じた。時すでに遅し。
【悲報】得意な科目が「国語」と「倫理」と「生物」しかなかった
はい、話は逸れたが、結局私が得意の科目は「国語」「倫理」「生物」。この3教科しかなかった。
逆を言うと、3教科だけよくできた。国語は勉強せずともわりと高得点が取れた。だって日本人じゃん、という、よく文系の受験生が国語の苦手な理系の受験生にマウントとって言うやつを私も言っていた気がするが、今思うと明らかに理系のほうが勝ち組だからね。若気の至りっすわ。
私が行った女子大は、珍しく社会科目は「倫理」を単体で選択できる大学だった。
通常は「日本史」「世界史」「地理」からの選択で、「倫理」と「政治経済」は単体で選択できる大学なんでほぼないんだけどね。私は国語と倫理はほぼ満点を出せる自信があったから、「国語」「倫理」「英語」で受験できるここの大学にした。問題は英語がどれだけ足を引っ張るかという点だけ。まぁ晴れて英語も6割くらいは取れて(全然晴れたと言える点数ではないけども)、無事に入学。推薦を1校受けていたが、ちゃんと受験したのはここの大学ひとつだけ。女子大なんて怖そうだし行きたくない!と思ってたし、キャンパス内でのラブロマンスは諦めなければならなかったが、とりあえず受かってよかった。
しかし、4年間を振り返り、ひとつ言っておきます。
そこに、青春はなかった。
オタクさは加速し
腐女子さも加速し、
合コンは88回繰り返し、(全敗)
サークルも掛け持ちで入り、
なんなら他大のサークルにも入り、
バイトも掛け持ちし、
大学生活自体は楽しんだ。
楽しんだのだが、
青春(リア充的な要素)が、おどろくほど皆無、皆無!
自分でもびっくり。
また色々書くけど、
これから女子大を受験しようとしているみなさん、
よく考えてください。
もちろん、いきたいたい学部、学科がその大学にしかない、
尊敬してる教授がいる、など、
明確な理由があれば充実した生活を送れると思う。
私のように、近くに受かりそうな、評判もそこそこいい女子大がある、
みたいなテンションで考えるのは危険です。
私が芸大に行きたい!!と思ったきっかけ『ハチミツとクローバー』
もうね、めちゃくちゃ青春してるだよね、この中のキャラクターたちが。
芸大っていう特殊な環境もあって、モラトリアム期間で思い悩みながらも自分の道を見つけ出し進んでいく若者たちの姿がとてもきれいに描かれている作品だなと思う。
ラストは・・当時高校生の私には「なんで!?」という想いが強くてあまり受け入れ難い終わり方ではあったが、(なぜなら森田さんに幸せになってほしかったから!!)、今なら、「そういう生き方も素敵よね」と思えるくらいには大人になり(老け)ました。
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私が農大行きたい!と思ったきっかけ『もやしもん』
最初に見たのは深夜アニメで放送してたときだったなぁ。
菌たちが可愛い、そして想像もしたことがなかった世界を見せてくれた作品だった。
ハチクロのような「THE青春!」ていう感じではないけど、自分のやりたい研究を大学で楽しく、面白く勉強し、そして個性的でパワフルな仲間たちと出会い一緒にキャンパスライフを過ごしている、輝かしい大学生たちの日常。めちゃくちゃ憧れた。
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私が筑波大学に行きたい!と思ったきっかけ『げんしけん』
現代視覚文化研究会、通称「げんしけん」。
筑波大学に実際しているオタク系サークルであり、本作のタイトルにもなっている。
北海道からなかなか出ることができず、市内で行われる小さなおでかけライブくらいしか行けていなかった高校生の私は、大学生オタクたちの「本気」をこの漫画で知った。そして「私もこんな趣味の合う仲間たちとサークルに入って、一緒にイベント言ったり語り合ったりしたい!!」と強く憧れを持っていた。
この中のキャラクターたちがそれぞれオタクの方向性は違えども、自由に、のびのびと、自分のオタクである部分を受け入れ(むしろ誇って)、正々堂々楽しく生きている姿が本当にかっこいい!
当時、私の高校なんてとくに「オタク=キモイ」みたいな感じで排他的に扱われていたから、われらオタク勢はひっそりと趣味を楽しむしかなかったため、よけいに憧れが強かったのかもしれない。
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