そんな生き方が！？各国五輪スタッフをハシゴする人たち

私は、自分がオリンピックの仕事に関わってから初めて「オリンピックをハシゴ」しているスタッフが結構多くいることを知った。

「2012年にはロンドン住んでて、2016年にはリオにいたよ～。今は日本はご飯おいしくていいね～！hahaha～!」みたいな感じ。

日本人でも、「ロンドンはスタッフとして行ってて2016年は企業で働いてたから行けなかったけど、次はパリだからまた行きたいなと思ってるんだよね！」なんて人たちもいる。

だいたい開催の１年～半年前くらいには移住して、就労するそうな。自国でオリンピックスタッフとして派遣で雇われて、開催国への渡航費やアパート代などもすべて会社持ちで来ているという人も多くいた。それはほんとに勝ち組だと思う。羨ましい。

もちろんオリンピックを成功させたいと思って来ているのが第一なんだろうけど、小旅行、小移住みたいな感じで現地に住んでその国の雰囲気を半年～1年味わって帰国、というような、夢のような人生を切り開いている。

「パリのスタッフ募集始めてるよね～また４年後会おう」

という素敵な約束を交わしている人も。

自分の知らない世界だったけど、世の中ほんと面白い生き方してる人っていっぱいいるなぁと感じる出来事だった。